6.セカンドオピニオンを開始、そして。。。

始めに病気を見つけた大学病院では「手を出すのは不可能」と言われました。そしていわゆる塩対応な受診で、抗てんかん薬の眠気や吐き気に対しても特にアプローチがありませんでした。

そんな中偶然のメールが。相談していた友人の知り合いに紹介状を書いてくれる医者がいると。そこでY市の病院へ。

ガンマナイフが有名で、本場スウェーデンから賞を貰っていました。受診を待っている間に見た人々には、車椅子に体中チューブだらけのご高齢の方。当時始めて見る光景に自分自身も並列なのか、いずれあの様なと思ってしまう等、余計な事を考えてしまいました。良くないです、緊張していたとは言え。

ガンマナイフについては日本ガンマナイフ学会のリンクで見て頂ければと思います。そしてこの病院では、丁寧にガンマナイフの説明と治療の可能性について話して下さいました。私の場合はサイズが大きく、ナイダスを2つに別けて考えガンマナイフを行うなら可能性はあるかもしれないと。ただ、その手術自体かなり難しく時間と費用があまりにもかかるので、オススメはしないと。ガンマナイフを行っている最中には出血のリスクが上がるからこそ、オススメされませんでした。
今の状態で生活を送れているからこそ、まだ病院を探すなり経過を見て良いと話して下さいました。

その次は、23区内のガンマナイフ専門の病院へ。そこでの医者が画像を見た後に「この脳だと30後半には切れるね」と一言。驚きました。そんな心の無い言葉を言うなんて。そして手を出すのは大きなリスクがある為、受け入れるのは無理だと言われました。

一回のセカンドオピニオンで5千円~2万円と、相場や話せる時間もバラバラです。交通費もバカになりせん。自身の知らない土地で時間指定されるので、待つ為の飲食含め体調管理をする必要もありますし…。
そして受診の際は、病院や先生方がどの分野において精通しているか等について下調べが必要だと今は思います。今かかっている医者と相談する事も必要。何故なら結果的に私は多くの病院を受診し、手を出す事無く病院のカードが沢山貯まる事になったからです。

次のY市の病院をまた紹介してもらい転院しました。そのDr.とはその後、十数年二人三脚の様に受診し通院しました。何故ならとても相性が良く、患者と真剣に対話して下さるからです

そこを基にまた幾つも病院をドサ回りするのですが、それよりも前に仕事が抗てんかん薬の副作用+αと過労もあって退職と鬱で完全ダウン
Dr.ストップをされました。寧ろあそこでDr.が私に「辞めないと心身共に危ない。まだ若いんだからやり直せるんだ!」と怒られました。そこでDr.に戒められてなければ、トコトン仕事してぶっ倒れてたかもしれない。周囲もその件では本当に感謝していました。病院を代え、Dr.があの方で、と今思うと本当に良かったです。セカンドオピニオンが成功した例ですし、友人並びに様々な方に感謝。

しかしながら、その後しばらくは人生終わったと思いどん底状態…階段は上がるの大変なのに、落ちるのは一瞬なんだと。ここからリスタートをする気力が中々出なく、脳の病気とうつとWパンチで投薬が増えました。

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