2.初めての検査入院

前回の続きからですが、検査入院の予約を取り帰宅。家族と職場へ説明しました。職場へは3日の休みをお願いしました。
家族もあの大学病院なら何とかなるでしょうと信頼していました。

検査入院初日。受付を済ませ、大部屋へ通されて着替えるとベッド周辺のカーテンが締まります。いきなりです、面と向かって看護師から「パンツ脱いで下さい」と強めに言われ、バリカンで剃毛されました。えーっと、剃りながら脚のつけ根から注射するからとか…。いや、これは恥ずかしいし予め言って欲しいです。

受け付けしてから30分程度しか経ってないのに何か心の準備と言うか、説明無しで…。いきなりの事でビックリしたのを良く覚えています。
そして食事の時間や薬を飲むだとスケジュールを言われた後、翌日に脳のカテーテル検査をやるので色々書く(誓約書など)事があるのと、問診がありました。問診と言っても体調では無くカテーテル検査の説明とリスクの話のみでした。親が心配そうに聞いていました。とにかく脚のつけ根から注射ね…。大変なのは、入院自体始めてなので覚悟をしてまいました。

カテーテル検査は脚のつけ根から細い管を通し、脳に造影剤を入れてより明瞭に画像(血管等の)を撮影する検査です。詳しくは個人でお調べ頂ければと思います。アンギオ検査や脳血管造影検査で調べると出てくるかと。

ただ全身麻酔の為、肩への筋肉注射を打つのが激烈に痛かったです。これは人生においてもNo.1は言い過ぎ(?)な位の痛みでした。これも痛いと説明なし。医療ドラマなんて嘘ばっかりだと思いました。常に言われるがままです。

そして全裸に布かけられて手術室へ(検査なのですが、一応カテーテル使うので)。最初に見えたのは、研修生らしい方達が私の脚のつけ根に太い針刺すのをガラス越しに6人じっくり見てた事。検査終わりに覚醒したら針を刺した所から血が勢いよく出て、それを力一杯塞いでいるのが見えていた事。そこでもう一度落とされた事を覚えています。
再度目が覚めたら脚のつけ根には大きな重しが乗せてあり、許可が降りるまで動いてはいけない(約半日でしたでしょうか)。食事も制限されました。

検査結果は翌日分かりました。病気は「脳動静脈奇形」であると。

にほんブログ村 病気ブログへにほんブログ村  にほんブログ村 病気ブログ てんかんへにほんブログ村
人気ブログランキングへ

タイトルとURLをコピーしました