5.神の手は確実に出来るオペのみ行う

脳動静脈奇形、てんかん。未破裂だけれど、本当に手が出せないのか?
何とか薬を代えて眠気や軽いめまいの様な感覚。これに加え頭が切れるんじゃないかと不安。何とかならないのか、「死」を横に置かれてから。

別のセクションで仕事をさせて貰い、そこで一から悪戦苦闘しながらも、一段落してネットで検索します。「脳神経外科 名医」。近年はより医療の発達が顕著で色々な医者が出て来てますが、様々なメディア等で目にする神の手のお医者が一番上に引っ掛かりました。早速病気の内容を書いてメールします(当時の話です。普通は予約して受診するべきですよね…。)。

さて、仕事に戻りましたら携帯に着信が。知らない番号だと思い出ると何と九州大学の先生でした!
「その先生は脳動静脈奇形はやらないんです。」と仰りました。その先生の得意な分野で確実な患者しか執刀しない。要約するとその事を暗に言われました。
しかしながら夜遅いにも関わらず、九大の先生は「ガンマナイフやカテーテル治療もあり、開頭手術だけではない。セカンドオピニオンをしてみなさい。」とアドバイスをして下さいました。ガンマナイフ?カテーテル治療?な状態(当時は全く無知)ではありましたが、当時の私にとって、他の病院を当たれという言葉は非常に有り難かったです。

よく神の手と、TVで医療物の番組やドキュメンタリーでやっていますが、それは本当に確実に治せるからこその実績数や技術・設備等の総合した事。本当にブラックジャックがいたらお願いしたいですけれど…。後述するセカンドオピニオンで現実を知る事になり今に至ります。

当時はメールや電話での問診はケースバイケースですが聞いた事ないです。そしてメール見てレスポンス来るって事は色んな相談している人々やメールの中から、運良く見つかったんだとポジれました。お医者さんは忙しいイメージあるし、外来後だとしても20時過ぎと夜遅い中で丁寧に連絡を下さる先生がいる事に対し、とても感謝を申し上げたいです。

にほんブログ村 病気ブログへにほんブログ村  にほんブログ村 病気ブログ てんかんへにほんブログ村
人気ブログランキングへ

タイトルとURLをコピーしました