塩対応の病院とどう付き合って行くか

すっかり秋になっている札幌です。本州は暑くて大変だとニュースで報道していて、異常気象なんだと改めて思う次第。

以前書いた、私の病院での対応についての事です。私の通院パターンを紹介します。

診察カードを入れる端末に、まず診察券をいれる→診察なのか薬のみなのかを選ぶフローにこの時点で選択をします。私の未破裂脳動静脈奇形は経過観察ですので、てんかんをフォローする薬の処方と年に一度のMRAを行うのみになります。
診察でも事前に看護師らしき方に「体調に変わりありませんか?」と質問されるので、そこで血圧測定した紙を渡し、「良くも悪くも変わりは無いです」と伝えます。

そして、診察。主治医から特に何もプライベートの質問はされません。こちらから何も投げかけなければ「いつも通り薬を出しますのでいいですか?」で終わります。完全に機械的で無機質です

これまで未破裂脳動静脈奇形の話で出てくる10数年と長く診てくれたY市のDr.は違いました。発作の回数や状態、プライベートな話でストレッサーはかかってないか?秋になれば、手術について学会でも相談出来る人と話してみたんだけど等々…。正に「医は仁術なり」を体現している方です。とても混んでいますが、私はセカンドオピニオンを散々したのもあり、病院で待つのに慣れました。あのDr.の様な信頼出来る医者は中々出会えないものだと痛感しています。

現在の上記病院は「暴言・暴行があったら警察呼びます」「診察は15分以内」の張り紙が所狭しとあります。コロナ禍もあり余計に大変であるのがひしひしと伝わるのは私も理解できます。あえてトリアージをつけるならば、私は現在の病院では最下層枠でしょう。どこの病院も高齢化が進んでいるのもありいっぱいいっぱいであるのは事実です。

基本的に、私の場合は手術に対してポジティブではありません。それはとても工数が大きい為であり、まだQOLとしても手を出す状態ないからです。上っ面では薬と画像を取るだけで良いのかもしれません。しかしながら、てんかん発作は毎月襲っているのは事実です。
事務方含めてただ「タスク」的に終わる。これで良いのか?何か良い方向性は無いものかと思い悩む状況です。セカンドオピニオンするにも「手を出す気は毛頭ないけど受け入れ可能ですか?」と言う状態で未破裂脳動静脈奇形のグレード4のてんかん持ちを受け入れる病院は果たしてあるのか。色々考えてしまいます。

病院を変えようとも現在の病院と同じならあまり意味がないのか。もう少し方向性を考えていきたいと思います。

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