13.1年でシリアスになる日

これまでセカンドオピニオン、抗てんかん薬の副作用などで色々経験しました。マンモグラフィー、脳波の検査。あまり心地よい物ではありませんでした。色んな検査やりましたが。

現在は多くをやりません。金銭面と不要に身体をイジらないので。こちらから申立すれば特に嫌がるDr.ではありませんでしたが、血中濃度の採血とMRIを検査しています。

そのMRIです。ここが表題の如く一年で一番シリアスになる恒例行事です。

もう事前説明からあの穴に入る時。音がゴゥンゴゥンするのには慣れたもんです。特に何も気にする事はないです。病院によっては音楽をかけている所。耳栓や睡眠導入剤等をしてくれますが、十年戦士ともなれば特に不要です。

ただ、そこから診察までの待ち時間…。1項で書いた様な何かあったら…と思うと恐怖心が襲ってきます。
私の場合は脳動静脈血管奇形で、その部分が異常になっていないか。また、例えば脳動脈瘤が小さいコブでも見つかる場合、全てのオペを検討しないといけないからです。アポる(血管破裂)確率が上がるか、シンプルに異常な脳に病変が出来てしまうのは大変な出来事だからです。

平和的に終わらないか。それを待って診察が始まりいつものDr.の顔の表情。「うん。大丈夫だね、今年も。」と言われ深く息をつきます。

ただ、いつもDr.は一緒になって脳の画像を見て「ココの部分が脳幹に近すぎるね」や「サイズがね、こことの血管とこー…」等と、診察時間の前から結構な撮影された枚数診て下さるのに、私の診察でも分かり易く何度も一緒に考え、説明してくれます。基本8割以上の画像は見せてくれます。欲しければプリントしてその場でくれます。

要は私に寄り添って、「今回も異常は無いよ」「何とかリスクを低くして手を出す方法を常に考えているんだよ」と言うメッセージをくれるんです。

皆さんの周りや、普段のかかりつけ医で「寄り添う」というお医者様に出会えている人はどれ位いるんだろうと常に思います。

私の病気は先天性で手を出す方法はあるけれど、どこの医者もやりたがりません。手を出す=大きな障害が残る、若しくは命の問題になるからです。そして、悩んでいるてんかんはオペしても一生モノであるからです。

お金儲けの病院では私の様にオペに積極的でない患者なぞ薬だけ出して終わりです。今現在はY市のそのDr.ではなくなってしまい、そんな病院に対し悩んでいます。毎度の1年に一回の検査とは言え、患者にとってはスゴく大事にしなくてはいけない日と分かってくれたDr.にまた通いたいのですが。。。

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