コロナ禍の看取りは身内ですら出来ない

私事ですが、親族の終末期の真っ最中です。
こればっかりは医療・介護関係者などが無力を痛感し答えの無い世界に入る。痛感してきた記憶があります。

ましてや自分自身の身内となると、色んな感情がフィードバックする為に受容するのが難しいです。その中でも本人と何を話すか、何が出来るか。

現コロナ禍では医療機関によって、そしてその科によってルールも全く異なります。私は未破裂脳動静脈奇形であり、ノーワクチンを決定しております。ハイリスクである為に接種はしない。障害者手帳を取得している人間です。普段の外出や行動も多くの方より制限しています。

身内が入院している病院では、面会条件ワクチン接種回数3回。体温は勿論下痢症状等もクリアでないと、面会が許可されませんでした。
私の直接的な第一親等の終末期面会でした。所謂お別れの言葉と言う場面です。しかしながら何度も受付や担当と話をしても不可能でした。陰性証明やその場で検査も受けると話しても不可能。
もうこの項を書いている最中も灯火がと言う局面です。
正直な気持ちは切ないです。緩和ケアや介護施設等ではZoom等のオンライン面会がある様です。それを提案するも不可能でした。

本来の方針ではもう少し引き伸ばして一度退院か施設となる筈が、容態が急変し急に駆け付けた中であったので驚きました。

ただ、医療機関側の気持ちも分かります。他の患者様へのリスク。従事者達へのリスク。何かあったらや、ハインリッヒの法則で習う様にリスク×……。

その部分を考えて、治療や前段階からこちらサイドの調査や病院や色々と動くべきであったと考えるべきです。病院のルール、その科や担当医のルールを事前に確認すべきであると、お伝えしたいです。

小さなお子様の場合や若い世代の方々。皆さんのワクチン接種は3回終えているでしょうか。今回のルールでは子供世代では最後を見られないとなってしまう。もう少しフレキシブルな対応が出来ないのか。終末期医療において非常にコロナ禍では難しい判断や問題になったと思いました。

まずはコロナの収束を願うばかりですし、じゃあワクチン接種すれば?と言うのは簡単です。これからの残された家族や常にこの脳の病気は『リスク』と言う単語でずーっと悩んで行く。事務的で決められた様な対応だけに、この問題も残念でした。

皆様、外出時にはマスクが出来る方は。何よりもこまめな手洗い約30秒とうがいをお願い申し上げます。
にほんブログ村 病気ブログへ

にほんブログ村

にほんブログ村 病気ブログ てんかんへ

にほんブログ村 人気ブログランキングへ

タイトルとURLをコピーしました