始めての海外旅行で考えさせられた(和蘭・白耳義・仏)

病気が分かってから始めて海外旅行に行く事になりました。時間が出来たのと、気分を変える為です。ツアーで行ったので行程等には問題ないだろうと思っていました。

さて、飛行機は乗れるのか?気圧変動で血管やられないか等の不安。薬も少し多めに持っていきます。
Dr.に相談するとその不安を解消する為に英語版の診断書を書いてくれました。「お守りとして持っているだけで安心でしょう。」と言って、その場でさっと書いてくれたのです。未だに旅行時のお守りとしています。

さて、準備を整い成田へ。KLM航空だった様な。とても背の高いCAしかいない飛行機でアムステルダムまで乗ってその日はホテルに。

オランダではキンデルダイクの風車の景色。これに尽きました。圧倒的な風景。キンデルダイク キンデルダイクの風車

ゴッホ美術館であの「ひまわり」や、浮世絵風の絵を観れた事も良かったですが。

ベルギーでは多くの方が訪れるブリュッセル。グンラプラスのライトアップは美しい夜景になりました。小便小僧やゴデイバ本店(意外に小さい)も記念です。
ブルージュは世界遺産の地区が町丸ごとなんて驚きました。これには映画の撮影場所や中世にいきなり訪れた様になりました。マジパン攻撃にやられましたが、それ以上に雰囲気がとにかく五覚をくすぐられました。ブルージュのきれいな街並み

フランスはまずは、ルーブル美術館や凱旋門とエッフェル塔。エッフェル塔 凱旋門

まだ当時は強くないPSGのショップやシャンゼリゼ通りのブランドショップに行きました。日本語がとても堪能なフランス人相手に、ここは日本の百貨店かと思いました。ルーブルも友人に(ストで開いて無い時があるから気をつけて)と脅されましたが、無事に入れました。
多種多様な民族がいらっしゃりとてもでも無いけれど一日では回るどころか、ポイントを絞って観る場所を限定せざるをえませんでした。ドラクロワ、ダビィンチの絵を中心に観ては圧巻されました。

そして最後にモンサンミッシェルモンサンミッシェル

この孤島にどれだけの歴史的な意味、魅力があるのか。パリから長いバスの移動中を含め色々話してくれたガイドさん。お勉強になりました。そして、現代において完全に陸と分断化されてしまうとか老巧化がとか…。色々と課題もあるとの事に対し考えさせられました。モンサンミッシェルの見晴らし モンサンミッシェルを渡る道路

ご高齢の方には少々アップダウンがキツイ様で、全ての石階段を登り降りするのには多少の時間と労力を要すのでご留意下さい。その中でも常に刺激的な景色と海の向こう側やこの滑車は何為にあったか等。感動すると共に修道院として、生活としての機能を内部ではある程度観れて素晴らしかったです。オムレツはまぁ、人それぞれの感想でしょうが、記念ですから。

駆け足&端的な文章でしたが、私はこの旅でより世界は本当に広いんだ。と実感しました。旅程で行った場所、観た景色、別言語で話した人々。仏語は片言程度学んでいたのと、最悪英語でコミュニケーションは取れと言うのが少しの自信にもなりました。パリの夕暮れ
そして、文化や考え方の違いについてもとても考えさせられました。食事のテーブルチップの取り合い、タクシーに乗り渋滞しても「C’est la vie(それが人生、仕方ないさ)」と言ってお手上げポーズ。
日本人の思考とは痛切に異なるな、と様々に感じました。見習うべき所とかそんなベクトルではなく。日本人の考えとは異なるエッセンスを体感するのは、海外旅行でも十分であり若い時に出来れば今後の人生に何かしらの役に立つと思います。

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